12月の終わり、母家を解体したのでその時の記録として。
↑この写真は夏にプール遊びをした時に撮ったもので、築60年くらいの家です。
赤い瓦屋根でおじいちゃんが建てた家。
10畳間が1つ、8畳間が1つ、6畳間が3つ、かつて土間だった広い台所とダイニング4畳、昔の家なので家屋の周囲は広い廊下でできていてゆとりのある家でした。
90にもなるおじいちゃんにとっては思い入れのある家でしたが孫家族の為に解体を了承してもらい感謝の気持ちでいっぱいです。
ここに住んでいたおじいちゃんとおばあちゃんには築35年ほどの増築部に住みかを移動してもらいました。
解体に向け、中の荷物を出して分別、これが孫嫁のできる仕事ではないのが苦しいところで、じぃじとばぁばは仕事の休みにせっせと頑張っていただいてこれもまた感謝です。
解体初日、あっという間に壁がなくなりました。
スロースタートかと思いきや、到着してものの30分で↓このありさま↓です。
感慨深さもないままに、でも想い始めると気持ちが高ぶるので勢いよくやってもらって良かったのかも。
3時間でほぼ柱だけを残して壁が消えました。
↑玄関だった場所からの視点。
今回の解体工事では母家に接続している両サイドの増築部を残して本体だけを取り壊す工事です。
なので通常の解体の順序とは違うやり方と思われます。
↑台所より母家中心部に向けて。
↑一日目の全体像↑
↑二日目は瓦を取る作業です。
本当は瓦ね赤い良い瓦なのでとっておきたかったけど、とんでもない手間になるし追加料金を取られるのも怖くて(笑)すべて廃棄です。
↑3日目の状態。
瓦を全部取り終えて両サイド接続部の切り離し作業です。
母家の一部柱をそのまま残すのでかなりテクニカルな仕事だったようです。
↓4日目、重機が入り力業で母家を解体にかかります。
形あるものが崩れていく姿はさすがにグッときます。
子供たちは外はホコリがすごいので中から働く車を見学。
↑4日目の全体像。
↓5日目の全体像。
解体業者さんには古井戸の解体もお願いしていて、解体してみたらブラックホールのような直径2mの大穴がぽっかり。
しかもそれが地中最大25メートルもあるってんだから落ちたら死!!!
恐怖が目の前にありました。
さらにいうと地中瓢箪型とでもいうのか穴の幅は広がっているようでした。
うちを建てる際に出る残土を古井戸にいれて埋める計画だったのだけど、
到底埋めれるサイズの穴ではなく、急遽翌日に基礎屋さんから各所の残土を持ってきて埋めてもらう手筈となりました。
6日目、写真はありませんが、整地する作業とひたすら残土を古井戸にいれる作業が続きました。
井戸の方は深さ2.5mのところまで土を入れることができて今後家を建てる際に出る残土を入れて埋め戻し完了となります。
まだまだ深い井戸なのでそのエリアは立ち入り禁止です。
そして現在の様子。
見事に更地です。
100均で買った強磁石で釘等を探し出し、車を乗り入れてひたすら地固め。
山の上というのもあって地盤は杭が機械毎動かすほど頑丈な地盤で杭打ちナシも決定しましたぁぁぁ☆
やったお金浮く!!
現在は各所切り離した場所をDIYにて整えている最中です♪
今月には地鎮祭もあり、いよいよ家が建つ流れ。
楽しみです!!