今回の佐渡めぐりではいかに観光地をたくさん回れるかという超ハードスケジュールでもって車を走らせまくったんですよ。
前もってタイムスケジュールを作って、それが精度が我ながら完璧すぎて5分の遅れもなく遂行した佐渡旅。
一般的な観光地とは別に、佐渡の自然についてもたくさん回ることができました。
佐渡ジオパークサイト(ポイント) ↓弁慶のはさみ岩↓
岩と岩の間に挟まっているくさび形の小岩。
そこからは海が見えて、夕日がきれいに見えるとか。
この小岩の真下まで歩いて行けそうだったけど、虫とかいろいろ不安材料あったしこれから始まる佐渡旅だったから無理しないでこのくらいで。
はさみ岩を見る為の公共の駐車場‘鎮目サンセット・パーク’に停めたけど、そこは吹上海岸石切場跡でもありました。
流紋岩は鉱物として石英が多く入っている石の種類ですが、この場所の岩石は球顆流紋岩という特徴的な岩石がある場所。
石英を多く含むこの流紋岩の場所であったことから佐渡の金を採掘し金を取り出す工程での研磨作業で石臼としてここの岩は使われていたそうですよ。
弁慶のはさみ岩から南に300mほどにも佐渡ジオパークサイト(ポイント)がありまして、
千畳敷という場所。
遠浅の海にごつごつとした岩がある場所で、岩礁がきれいです。
昔から佐渡の名勝地として知られているという話ですが、
橋は劣化がひどく渡ることを許しておらず渡れませんでした。
↑佐渡の旅で一回だけ機嫌を悪くしてしまったリリーちゃんと千畳敷。
子供が写真に入るとそれだけでサイズ感が出て自然が素晴らしいことが分かる一枚になりますね。
ここでは何度も噴火があったことを物語る岩石を確認できます。
↑東屋の手前の溶岩は色が違いますが、それは時代が違う溶岩流の跡。
そもそも佐渡ヶ島は約300万年前の隆起によって今の佐渡があるそう。
日本が日本という陸になる工程の中(3000万年前)で、将来佐渡になっていく岩盤では亀裂がなんども入りその亀裂にマグマが入り冷やされ固まりを繰り返して金や銀たくさん含んだようなのですよ。
その結果、いろいろあって300万年前に今の佐渡の形となって、現在35年前くらいまで金がとれていたというんだからすごい話。
佐渡と溶岩と金は密接な関係があったんですね!!
なにも知識がないままにとりあえず気になる場所を巡ってきていましたが、このブログを書くにあたってもっと見てくれば良かった!!と思うことが多いのよね。
そしてまた行きたくなる。
来年も行ってこようかなー。