ちょっと行きたいなぁと思っていたところなの。
なにしろ国立だしね!!
これは第1展示室 原始・古代 の模型。
縄文土器、稲作、前方後円墳の時代、律令国家…日本の始まりの時代ですね。
展示室は6つに分かれていて、原始・古代→中世→近世→民俗→近代→現代と6つの大型展示室を回っていくんです。
しかもその一つの展示室が小部屋がたくさんありボリュームもあって1つの展示室を回るのに流し見で30分はかかる!!!!!
第2展示室の中世の時点で体力を消費しております…。
中世は平安から戦国時代にかけての貴族と武士と時代。
王朝文化と大名と民衆の一揆、民衆の生活と大航海時代の日本、合わせて印刷文化も盛んになったようです。
第3展示室の近世では江戸時代を中心に貿易通商について、手習い塾の寺子屋、地図から見える日本、江戸の人たちの装飾品などが展示されています。
第4展示室は民俗をテーマにした展示室で、
慣習、祭り、伝承の妖怪、進化していく暮らしについてを展示。
ここは結構エリエット的に興味深かったね。
福島県田村氏芦沢地区にまつられている朴橋のお人形様。
なんだこれは、とすごく興味深かったです。
お人形さまの大きさは、背丈がおよそ4メートル、お面は高さが125センチメートル、幅80センチメートル
そもそもこのお人形様がいつ作られたのかは不明だそうで、しかしながら、
江戸の時代に悪病が流行した経緯があり、悪魔が村に入らないように魔よけとして立てられたのでは、と言われているの。
よく古い村では村の境界なんかに石碑のような形で道祖神が祭られているよね。
それの人形版ってことらしい。
そして、第5の展示室は近代。
明治、文明開化、製糸製鉄事業、北海道開拓とアイヌ、そして関東大震災、街の変化、大衆の娯楽についてを展示しています。
最後の第6の展示室では現代についてを戦争、高度経済成長についてを通して展示。
兵士、戦場、占領下の生活をバネにした高度成長期には生活スタイルが大きく変化して今の生活スタイルになっていく様子を見ることができます。
これだけの展示物をしっかり見よう、学ぼうものなら1つの展示室に一日かかるのだと思います。
そぅ、実は期待してなかったんですよ。
単なる歴史博物館だと思ってたら、模型は多いし日本史の教科書をすごい勢いで学びなおした感じなんです。
足早に見てしまったのは仕方ないけどもったいないくらい。
日本史が好きな人は絶対にオススメ、日本史教科書に載っている写真のほとんどを見ることができるんでなかろうか☆