エリエットは未だに生で激しい牛の角突きを見たことはないんだけどね。
新潟県民ならシーズンになればニュースで映像は見たことがありますよね。
円形の闘牛場。
小さな海外のコロシアムのようですね。
左側は屋根付き席、右側は開放的になっていて、すり鉢状になっていてどこからでも闘牛の様子がよく見えそうですね。
小千谷 牛の角突き(闘牛)について
霊峰金倉山連邦の山ふところに先人は田畑を拓き、用水として池をつくって「汗が大地を拓き」ました。
牛を大切に、鯉を飼い、蚕を糸につむぐ事が生活を支えるものでありましたが今日の闘牛、錦鯉はそんな先人のたゆみない努力と風土がこの地の繁栄の礎を築いていただきました。
牛は大切な家族の一員であり、家の守り神として生活を共にしながら長く厳しい雪の中からのどかな春日和「牛の角突き」は老いも若きも唯一の楽しみでした。
江戸時代の文豪滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」にその情景が今日の習俗と全く同じく記されております。
戦後農業は機械化により一時「牛の角突き」はとだえましたが、先人が育んだ伝統の灯を復活し、昭和五十三年「国の重要無形民俗文化財」の指定をいただき「足の角突き」は小千谷市の代表的な観光資源として勇壮、闘魂の賞賛をいただいております。
闘牛場の駐車場の奥の方には「みまもり岩」がありました。
大きな岩にの真ん中に大きな割れ目が。
これは平成16年の中越地震の時に割れてしまったようです。
そうか、この地は中越地震で全村避難勧告がでてもろ中越地震の被害にあった場所だったか…
18年前だからあまりエリエットも大人ではなかったし、詳しく調べたことがなかったことを今反省してる。
この山深い場所で生活するのも大変だろう。
けれど看板にもあった通り、先人が築いた文化の灯を繋いでいってほしいです。
どこも子供の数も減り、住みやすい場所のほうが生活は楽だから山間部で暮らすって今やとってもハードなことだもんなぁ。
いつか生で牛の角突きを見たいです♪