ちょっと前から気になっていたスポット
“三里塚記念公園”
実は成田空港のある立地は、宮内庁下総御料牧場の土地も含まれているって知っていましたか??
成田空港建設に伴い、現在の栃木県那須へ移転したわけです。
現在は貴賓館、御料牧場記念館、防空壕が残っており、公園として整備されていて日本の歴史公園100選に選ばれているのです。
(↑また出た100選系列 笑)
貴賓館。内部は入れません。
明治8年、現在の富里市に下総牧羊場責任者アメリカ人のアップジョーンズの官舎として建てられる・
明治12年、アップジョーンズ氏退職。官舎は下総牧羊場の事務所として使われる。
明治21年、三里塚に土地が移った時に一緒に改築
大正8年、新しい事務所(現在の御料牧場記念館は当時の事務所を再現したもの)が完成
元の事務所は貴賓館として内部を改装
➔園遊会会場として、皇族方の宿舎として利用される
北面の貴賓館はちょっとサツキとメイの家っぽい。
この城壁の中はギリシャ風のホールがあり、全部が日本式ではないようです。
↑御料牧場記念館
こちらの内部は御料牧場、皇室に関する展示がされています。
馬車も置いてあるし、皇室用お召し機飛行機の調度品なんかも展示してありまして、この土地を知るにはとても良い展示がなされています。
そして気になるのは防空壕。
施錠しており、見学者は管理人に声掛けすると開けてもらえます。
この防空壕は厳密には御文庫(おぶんこ)と呼ばれていたようです。
当時の皇太子殿下の御避難地が下総牧場に決定したいたことからこの三里塚に防空壕建設が行われ、後期はなんと一ヶ月。
今でさえ地下建設はなかなか難しいのに、当時で一か月。すごいです。
内部は主室と呼ばれる4.5×2.5mの空間と、その両サイドに前室として1.32×2.0mの空間があり、出入り口は前室より合わせて二つ、爆風逃がしという空気が逃げる場所も各出入り口階段の延長に設けられており、防空壕全体でH型の形状を成しています。
階段。しっかり監視カメラ付いています~なにもしていないが無駄にドキドキ笑
すごく良い歴史の勉強をしたところで、そろそろ帰ろうか~なんて言っていたら、
空から↓こんなの↓がボツボツ落ちてくる。危険だっっ!!!!
栃の実だそうです。
中の黒いのは栗にそっくり。
栃もちってよくあるけど、これがその栃の実かぁ~にしても危険だよ…