今日取り上げる発見は、UFJ銀行のATMに隠しカメラがつけられていたという話題。
話によれば、ちらし入れ(紙製の四角い箱型)が画面の上に当たる場所に設置されていて、その底部(人間からはかがんでみようとしなければ見えない位置)に小型のカメラがついていたのである。これは発信型のカメラのようで、電波を出して遠くない位置の画面に映像を映せるものだ。あるテレビで実験が行われ、同じようにATMに仕掛けた隠しカメラの映像はそれを見る限りでは見にくいものであったが実際とは異なっているだろうから安心は出来ない。今のところ、この隠しカメラによる被害はでていないということだが、UFJ銀行はATMを使ったと思われる市民に暗証番号の変更を求めるということである。
以前にも、ATMでの暗証番号をどうにか盗み見る行為はいくつかニュースであったが、今回のやり方は銀行の不注意にも原因があったと私はみている。ちらし入れによって、隠しカメラをつける場所を与えていると逆を言えばそうなるのだ。もちろん隠しカメラをつけようとする人が一番よくないが。
UFJ銀行に限らず、各ATMにはたくさんのちらし類にあふれている。それがいけないと言うわけではないが市民から預かる使命を持っている以上、安心して利用できる銀行づくりはかかせない。銀行はたくさんのアンテナを張って私たちが安心して利用できる銀行にしていくべきである!