著作権の侵害
●レポートのコピー
友人が作成した文章に対しても著作権があります。
●Webページからの引用
Webページの作者、URL、引用した日付などを最低限記載する必要があります。
●音楽をWebページで公開
複製権、著作隣接権、公衆送信権の侵害になります。
●ソフトウェアのコピー
許可なくコピーすることは、著作権の侵害になります。
不正アクセス
●電子メールの不正送付(なりすまし)
他人のユーザーIDとパスワードでログインし、メールを送った場合は、不正アクセス行為になります。
●パスワードの入手
他人のユーザーIDやパスワードを無断で第三者に教える行為も、不正アクセスを助長する行為として禁止・処罰されます。
●システムファイルの改変
共同で利用しているパソコンなどのシステムファイルは、仮に変更できるような環境であったとしても、勝手に環境を変更してはいけません。
個人情報の流出
●個人情報の公開
個人が特定できるような情報を公開するべきではありません。
●アンケートによる個人情報の提供
個人情報を提供しなければならない場合は、信頼できるWebサイトであるか、などに注意する必要があります。
肖像権の侵害
●写真の配布
友人の写真を無断で利用して、多くの人に配布すると、肖像権を侵害することになります。
商標権やキャラクタの侵害
●アニメキャラクタをWebページで公開
漫画アニメ小説のキャラクタは法律で保護されています。Webページで公開する場合は、許可をとる必要があります。
高等学校教科書「新版情報A Create information A」 実教出版(2005) より
以前にも、レポートでサイトから切り貼りしてはならないと書きましたが、今日はもっと具体的な内容です。
上に書かせてもらいましたのが、講義中に配られたプリントを要約したものです。
インターネット、パソコンが普及すればルールを守らない人も出てきます。
すべての人が気持ちよく使えるようにルールは守らなければなりません。
学校などでインターネットの授業があればいいのでしょうが、今の世間を動かしている大人たちは学校時代にパソコンを使った授業がなかったわけですから、著作権やモラルをちゃんと理解しているのかが心配です。今のところ目立った問題はないようですが。
他方で、インターネットによる犯罪が増えてきています。特に携帯電話のサイト利用にとても問題があるようです。ワンクリック詐欺なんて未だに蔓延っていますし。
自分は被害にあいたくないのなら、そんなことはしない。
こう考えてほしいものです。
自分は大丈夫、なんて思わないように!!