華厳の滝から群馬へ抜けるルートでした。
その前にせっかく中善寺湖にいるんですから、
中禅寺に行かなくては。
って今調べてみたら、日光東照宮より左側にある日光輪王寺の別院なんだそうで、
そもそも輪王寺はまだ行ったことがなかったんだけどね。
坂東三十三観音の十八番札所にもなっているよ。
せっかくだから坂東三十三観音についても今度まとめてみたいな。
朝は寺、滝を見てからの寺というのもまた清々しい気持ちで、
人も少ないのが本当に気持ちが楽になる。
混み混みしているところはいやなんだよー。
中禅寺の御本尊は十一面千手観世音菩薩(国重要文化財)で、桂の立木に勝道上人が彫ったとされています。
↑ご本尊は写真撮れませんのでこちらにてお姿をどうぞ。
割と近い距離で見ることができるし、まだ根もある状態だそうで。
また、五大堂のほうでは天井画の龍が日光東照宮の鳴き龍ととてもよく似ていてびっくり。
日光東照宮鳴き龍を描いた堅山南風の作品なんだって。
もちろんこっちは鳴かないけれど。
この五大堂から見る中禅寺湖が本当に見事で。
すごい良いものをみた感覚。
心が洗われると澄むっていう感覚はこういうことを言うんだろう、と思える。
子供たちに寺だとか観音だとかは早いだろうとは思うけれど、景色が良いことだけは誰が見てもわかるでしょう。
素敵なお寺さんでした。
ちなみに、
立木観音というとエリエットが知っているのは福島会津にある恵隆寺の立木観音。
こちらも圧巻ですよ。