ジオパーク巡り、犬岩。
銚子のジオパークといえば、屏風ヶ浦の写真かこの犬岩の写真とともにジオパークを紹介されるというメインどころであります!
景観好きのエリエットのくせに今まで何度もチャンスあったのに犬岩に行けてないことが不思議でしたが、やっと♪
うん、犬・・・か??? いや、確かに、柴犬っぽく見えるぞ、見えるぞ!!
右手前斜め上方向を向いている犬だ。鼻先っぽい形も見えるし。
犬岩の右側水平線のところにあるのは屏風ヶ浦。
こちらもジオパークメイン級の地質地形に関するエリアなのでチェックをしていただきたい。
犬岩には源義経の伝説があるそうで、(全国各地にありすぎて本当かよ…と複雑ですけど(;'∀'))
奥州にのがれる時に海岸に残された愛犬が主人を慕って7日7晩鳴き続け岩となったそうな。
またこの後に紹介する近くにある千騎ヶ岩も、義経が千騎の兵とたてこもった伝説があることから‘千騎ヶ岩’と名がついたそうな。
犬岩の左側にはまた大きな岩山があり、写真右側には窪みができていることを確認できるかと思います。
気になるよね~~~🔍
こちら、のぞき穴、と名がついています。
海から流れ着いた木片等が散乱していましたが、波が強い時にはここまで波が到達するようです。
写真では見えないですが、奥の方で光が見えたので結構がっつり穴は開いているみたい。
さらにその左側に目を向けると気になる断層が。
ここは犬岩とのぞき穴のあった質感とは違うエリア。
この地質・岩質が異なるのが隣り合っている不整合という現象がおきているエリアであることを後に知ることになりました。
雑草が踏みつけられていて歩きやすくなっているところはこの不整合を見ようとした方々によるものと思われます。
ジオパークのガイドマップには不整合の記述がないので判断はしかねますが、
ジュラ紀2億年前頃の愛宕山層群に新第三紀310万年前頃の犬吠層群が堆積した不整合ということらしいです。