越後の杉といえば、
将軍杉ときて、ねじり杉。
角間のねじり杉を見てきました☆
むかしこのあたりの人達が、まだ仏さまの、ありがたさを
知らなかった頃のことである。一人の坊さんがこの部落を
とおりかかった。夏の暑いさかりだったので、へとへとに
つかれた上にのどがかわいて仕方なかった。そこで道ばた
の家にはいって「水を一ぱいいただきとうございます」と
頼んだが、その家では、ハタを織りながら見向きもせず、
「水などないよ」と、相手にもしない。隣の家にいったが
同様である。どこの家からも断られた坊さんは、日が暮れ
ても、ご飯はおろか一ぱいの水さえ飲むことができなかっ
た。「わたしは、ご飯も水もいらないが、あわれなのはこ
の村の人々だ。あのようすではいつもでたっても仏のあり
がたさを知らずに過ごすだろうけと、涙をこぼし「せめて
私が来たことを後の人々に知らせたい、そうすれば、いつ
かは仏の教えに帰依するときもあろう」と、いいながら、
かたわらの小さな杉の木をねじって、「このまま伸びよ」
と、いってどこかへ立ち去ってしまった。小さな杉の木が
だんたん大きくなったが、坊さんのいいつけどおり、ねじ
れたまま伸びていくので、村人もはじめて仏さまの大きな
力を知り、仏さまを信仰するようになったのである。そし
て、いつとはなしに「あれは、弘法さまのねじり杉だ」と
村人から大事にされるようになった。
今、ねじり杉の根もとには、何本もの子杉が生えているが
みな、親杉と同じようにねじれている。
ねじり杉の説明書き看板抜粋☆
こんな謂れがあるそうです。
この子杉もねじれて伸びていることを写真で見ることが出来ますね。
面白いほどこの大木だけがねじられているの。
周りの杉はちゃんとまっすぐ幹が伸びてて、
この木だけ確実におかしいってことが一目瞭然!
遠くに離れた子杉もこの通り。
不思議だなぁ。
↑比較対象として普通の杉の木はこんな感じ。
でこのねじり杉、観光するにはなかなか大変かもしれません。
駐車スペースがないものですから細い道に車を置くしかありません。
そして、エリエット一行は大きな車で行ったものですから、
最悪の事態に見舞われました…
ユーターンできるスペースがないからバック走行で脱輪。
なんとか車は上がったもののちょっと車が痛い感じ。
でも軽傷だったみたいでなんとか無事に帰路に。
観光するときは駐車スペースの確認は絶対ですね!!