エリエットは歴史に疎く、といっても今回の話は社会科に該当するのかもしれないけれど。
反射炉って知ってます???
なんだか言葉だけ聞くと原子炉系の言葉かと思いきや、大型の金属溶解炉のことなんだそうです。
過去、全国に十数箇所建造されたらしく、その一つが那珂湊反射炉跡。
今回は大洗のついでにこちらも見学です。
入口はなんだか寺っぽく。
これは勅使(天皇が送る使者)奉迎(お迎えすること)のために水戸藩小石川邸の右側にあったものを後に小石川邸の山上に移されたことから“山上門”と現在言われているようです。
よって反射炉とはちょっと別物なのかな。
反射炉の周囲には役人の詰所や細工所などいろいろあったらしいのだけど、1864年に破壊され、その後昭和8年に復元の動きがあって反射炉のみ復元されたようです。
反射炉に向けて門をくぐり階段を登るとドーンっと真っ白な二本の塔。
この赤い扉から溶解された金属が流れこみ、型の中に入って大砲を製造するわけですね。
イメージがつかない人には下の看板を見ていただきたい。
反射炉のサイドには登り窯復元も。
これは反射炉をつくるための煉瓦焼成窯で、当時の場所も造りも分からないらしいのだけど想像しやすいように復元設置したのかな。