エリエット第二子を出産いたしました!!!
ということで当日をプレイバック。
25日、帝王切開日。
前日の夜から食事制限、朝からは水分を摂取できなくなり、午前中は手術のための準備が行われました。
恥ずかしい話ですが剃毛を受け、その後にシャワーを浴び(しばらくはシャワーもできなくなる)、手術着に着替えて点滴をします。
その点滴がどうもやっぱりエリエットの血管は細く薄く見えているようで点滴も一度打ち直しをするといった状況でした。
小学生の頃に全身蕁麻疹で入院した際の点滴を思い出します。
大人が6人がかりで血管を探しては刺しを繰り返していたあの激痛…大人になった今では点滴ぐらいの痛みでは全然大丈夫ですがね。
準備はそのくらいで、あとは手術室の入室時間を待つだけです。
予定は13時10分。
時間を迎えてお迎えがきて、歩いて手術室まで行きまして、
まずはくも膜下麻酔を受けます。
腰に打つ部分麻酔で、猫のように背を丸くして打つものです。
時間をかけて二回ほど打ち、だんだんと下半身が熱くなっていく感じと共に手術の体勢になりました。
仰向けでいよいよ手術が始まるかと思った矢先、
急に気持ちが悪くなり、何も胃に入っていないのに吐き気が襲い、意識が遠のきそうになりました。
「気持ち悪い、横向いていい?? 吐きそう、、、」
このまま意識を無くしたら死んでしまいそうでなかなか焦ったエリエットです。
手術室に同行してくれた担当看護師に手を握ってもらって大きく深呼吸することどのくらいか、
気分が元の状態に戻るまでがどのくらいの時間か分からなかったけれど、
モニターを見ていた看護師に麻酔が効きすぎたのか血圧が急に下がってしまって一時的に具合が悪くなったと教えられてそこから手術がスタートしました。
一人目の時の帝王切開の経験があるのでパッ切ってズッと押して生まれるイメージでしたが、
二人目の帝王切開は二回目ということもありすべてが丁寧で慎重で注意深く手術をしているようで生まれるまでもとても長く感じました。
あぁもう生まれるなぁと思った途端まだ産んでもいないのに泣くエリエット。
感慨深いですね、と看護師さんとお話をしました。
そして待ちに待った「ちょっと押すよー」の言葉。生まれる瞬間です。
素晴らしい産声が聞こえました。
生まれたって思ったらまたも涙が出るものです。
そして生まれたての赤ちゃんのケアをして目の前に赤ちゃんがやってきた時、
思ったのは「小さいね~」「ママだよー」ってそんな言葉しか出てこないですが心では本当に安心しました。
無事に産まれることが当たり前のようで簡単なことではないから、すごく安心しました。
それから赤ちゃんはボイスレコーダーで元気な産声を録音し、頼んでおいた写真を何枚か撮り、先にNICUに入りました。
エリエットは処置の最中で傷痕の処置を受けていましたが全然時間の流れが分からず、
病室に戻ってきた時間から考えるに1時間40分程手術室にいたようです。
その間に旦那さんは廊下で一度赤ちゃんと会えることができたようでした。
手術を終え、病室に戻る前に担当してくれた医師からは子宮膜が薄く赤ちゃんの頭が透けて見えるくらいで経膣分娩に挑戦していたら危ないところだったと説明を受けました。
女性タレントの『普通分娩で産んでママにようやくなれた~』みたいな言葉が話題になりましたが、約三年前に一度出産しててでも子宮膜薄いんだから帝王切開後の経膣分娩は今の私にしてみたらありえない話ですね。
病室では一度目の帝王切開時の時のように全身ガタブル状態にはなりませんでしたが(あらかじめその経験を伝えて改善策をうっておいた)、やはり肩が寒く布団をしっかりかぶっていました。
それからの夕方までは麻酔が切れていくのを感じながら眠るように横になっていたエリエット。
思いのほか体はダメージを受けていたのか普段は横になるのが暇で苦痛でしかないのにずっと横になって天井を見ていられました。
定期的に悪露と傷痕とチェック、座薬を入れて痛みを緩和。
看護師さんには本当に感謝でした。
食事は昨晩の夜から食べておらず、丸一日絶食、夜中0時を回ると水分補給が可能になり、看護師さんに水を買ってきて飲ませてもらいました。
そんな第二子出産の一日でした。