◆ビジュアルプレゼンテーション
5つのポイント
・コントラスト―読ませる目的のビジュアルならテキストと背景の間に十分なコントラストがあることが大事
・対比―対照となる色同士を並べると「同時対比」「色立体視」がおこり、特別な効果を持つ
・背景―黄を除くほとんどの色を背景色にすると白は鮮明になるため、強いコントラストがうまれる
・変化―内容が非常に多い場合は語やフレーズの色を変えることで注意をひきつけ、記憶させやすくする
・メッセージ―伝えたい感情的なメッセージを最もよく表現している色、配色を使うことが重要
◆カラークロックシステム
・サンライズカラー ― 空気と水の自然要素が背景にあるパレット
・サンライトカラー ― 強い日差しを浴びた昼のソフトで甘美なパレット
・サンセットカラー ― 火と土の自然要素を持つ美しい夕焼けのイメージのパレット
・クロスオーバーカラー ― なじみの深い自然界の色のパレット
◆色相環
暖色と寒色
赤、オレンジ、黄→太陽や炎を連想させる暖色
青緑、青、紺 →海や空、宇宙を連想させる寒色
◆アンダートーン
アンダートーン=基調となる色
◆配色テクニック
アンダートーンと配色
→アンダートーンと同じカラータイムの色を使うと調和のとれた組み合わせになる
同一色の配色
→一つの色相だけを使いトーンで変化をつける
類似色の配色
→色相環で近い色同士の組み合わせは調和した配色になる
補色の配色
→補色とは色相環の反対側に位置する色のこと
→鮮明な補色を組み合わせると人の目を引きつける
→補色の分量は全体の30%くらいが一番心地よい配色
→コントラストの強い配色はニュートラルカラーをいれることでリッチな感じになる
デュオクロマティックス配色-2色-
→同トーン、同タイムカラーの二つの色の配色
→75%と25%の面積比で使う
トリクロマティックス-3色-
→トーン、同タイムカラーの三つの色の配色
→支配色70%、従属色20%、強調色10%の面積比で使う
ポリクロマティックス-多色-
→色を三つ以上組み合わせる配色
→必ず同じ面積で使わず、色の割合を変えていくこと
不調和の配色
→異なる二つ、又は三つのカラータイムパレットを組み合わせる配色
→人の注意をひくために意図的に組み合わせる
◆配色のイメージ
配色のプロセス
- 伝えたいメッセージを明確にする
- メッセージを表現するイメージを決める
- イメージを伝えるドミナントカラー(支配色)を選ぶ
- ドミナントカラーをサポートし、イメージを強めるサブオーディネートカラー(従属色)を選ぶ
- 配色を引き立てるアクセントカラー(強調色)を選ぶ
- 配色全体が目的に合い、色彩美に優れているかチェックする