勿来関跡に行ってきました。
奥州三関に数えられ、残り二つは福島の白河の関、山形の鼠ヶ関。
この勿来の関は5世紀頃に設置された関だというから、それってすごい昔の話!!
だって5世紀って古墳時代ってことでしょ。
関東より以北に住んでいた人々、蝦夷(えぞ)の来襲を防ぐためだったとか。
関跡には馬に乗った銅像が。源義家の銅像です。
源義家や松尾芭蕉といった多くの人がこの地にやってきたそうですよ。
源義家がうたった和歌、“吹く風を勿来の関と思えども道もせに散る山桜かな”は和歌集に載って有名だとか。
これが勿来関跡。
実際のところ、この“なこその関”の本当の所在地は未詳とのこと。
このブログを書くに当たり調べれば調べるほどよく分からなくなってきました笑
関の遊歩道を歩いて行くと勿来関跡の歴史館にたどり着きました。
小野小町の和歌が穏やかな太平洋と新緑を背景に浮かび上がっています。
そしてその先に行くと、なんとも立派なお屋敷が!!
誰もいないので写真撮り放題でワッショイなエリエット。
源義家が詠んだ歌にちなみ、“吹風殿”と名付けられたこの施設では当時の平安時代の雰囲気をこの庭園で体感することができ、また、歌会や伝統芸能の披露の場として利用できるみたいです。
天気が良すぎてカレンダーの写真みたいに撮れるのが本当に気持ちよかったね~♪
特になにがすごいとかっていう場所ではないのですが、福島茨城県境で行き場所に困れば森林浴も兼ねて訪ねるといいかもしれません^^