以下がエリエットに実際に怒った事実である。
朝食をつくり彼を見送り洗濯機が終わるまでベッドに横になると寝てしまう
ふと睡眠から覚めたのは戸が開くというイメージがあったため
二度ドアが開くようなイメージがあり、
そのイメージは玄関よりエリエットの寝ている寝室へズームする。
エリエットの寝る左耳元で息を吹きかけられ、ぞわぁ~とやめて!!と言いたいが言えないことに気づく。
と同時に全身がこう着状態、特に左半身がを動かそうとも動けない。
左腕に触れられている感覚があるも動けない。
声も出ない動けない。
最初は怖かったのだが身動き取れないと知ってぁあ、でもこの感じは彼だと思って少し経つと何もしてこないと感じて次の瞬間ハッと身体は自由になった
まさかと思って彼に連絡するも何もないということ
さてこの金縛りを考察しよう。
睡眠中に身体は睡眠状態でありながら意識は起きている状態になることを金縛りという。
寝ている状態の時は寝返り時を除いて身体が動かないようになっているため、寝ている時は身体が動かないことは当たり前。本人は寝ているのだからその事実は気付かないのだそうだ。
ではどうして金縛り状態が起きてしまうのか。
金縛りはレム睡眠時に起こる現象で浅い睡眠状態の時である。
エリエットがウトウトし始めて金縛りが起きるまでは約45分。
睡眠は通常ノンレム睡眠期からスタートするがどうやらエリエットはレム睡眠からスタートしてしまったようだ。
つまり睡眠リズムが狂ってしまったということで、このようになる原因としては以下が考えられる。
精神的ストレス……最近時間を見つけてはかつての大ヒットドラマのXファイルを鑑賞している→無意識に心霊やオカルトに敏感に反応してしまう
精神的ストレス……これから待ち受ける初めての海外旅行の準備を怠っている→無意識にやらねば、大丈夫かと心配している
精神的ストレス……洗濯物を干さなきゃ
不規則な生活……この日はいつもよりも1~1.5時間早起きで、彼の仕事により起きる時間が異なっている
肉体的疲労……蒸し暑い
以上の可能性から睡眠リズムを崩し、レム睡眠からの睡眠となったと考えられる。
では耳元の吐息や左腕への接触はどうだろうか。
金縛りは大抵目を閉じた状態で起きているのだそうだ。
だがエリエットの状況としては
エリエットは目を開けていたような気がする。
これは気がするだけで絶対開けていたかというとなかなか断言が難しい。
左を見ようとしても向けなかったのだから目は天井を見ていたと思う。といった具合だ。
脳は納得させる考え方をする傾向があるそうだ。
つまり、左を見ようとしても向けなかったのだから目は天井を見ていたと思う。というのは脳が勝手にそう判断しただけで天井を見ていなかったとしたら…
左を見ようとしても向けなかったという夢でしかない。
吐息がかかる・腕を触られるという夢でしかない。
レム睡眠時は夢の中の意識は判断力が低下しているために夢だったのか現実だったのかの判断がつきにくく、これにより金縛りが多くの場合怖いものと判断されるわけである。
事実、最近は寝苦しい夜の連続で、朝、嫌な夢を見たわ~と2日に一回は言っている気がする。
以上、この考察によってちょっぴり怖かったんだけど、なんだ、疲れか。と納得することができた。
お風呂でリラックス。
金縛りがまた起きないよーに!!