鋸山・日本寺

千葉と言ったら、、、鋸山!!らしいです。
鋸山は標高329mで、思ったほど高くはなかったです。
千葉の沿岸にこれだけの山があるだけですごいですけど。
鋸山は建築などの資材に適していた岩からなり、房州石と呼ばれて江戸時代に採石がすすめられました。
そうして石を切り出した岩肌が鋸の歯のように見えたことから鋸山と言われるようになったそうです。

鋸山に行くにはロープウェーで☆
スイス製の新型ゴンドラで、切符は型紙タイプのしっかりした切符。
全国的にもかなり珍しいです。
往復で一人900円、車でも登ることは可能ですが、こちらは結構きついらしく、団体客が使うようです。
鋸山の展望台からの風景!!

とっても爽快です。
本当に360°に景色が全部広がって、これはっとパノラマも撮ったけれど、雰囲気は写真じゃ伝わらないことも、ある、よね。
鋸山は山頂展望台以外は日本寺の敷地になります。
別途拝観料がかかります。
百尺観音。

高さがなんと30ｍもあるの！！
商業ビルで例えると７階以上！！
昭和41年に６年をかけ、戦没者供養と交通犠牲者供養のためにつくられた大観音石像。
立派です、圧巻です。

ここから見える“地獄のぞき”
今からあそこに行くんだよ、そんなつもりはなかったけれど、日本寺は半分以上登山ですよ、気合入れないとっ！！
地獄のぞき。

どうよ、このせり出た感じー。
危険危険ー。
けどワクワク♪
千五百羅漢道。

すごい数の石仏がずーっとずーっと並んでいるの。
この数は今まで最高です。
ですが、ほとんどの石像の首がないんです。
これは廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)のためで、
廃仏毀釈というのは、
明治維新後の新政府が神童道の神聖化を図るために神仏分離令をだしました。、これは仏教排訴を意図したわけではなかったのに神道系の人たちが中心になって拡大解釈し、仏像や寺院が壊されていきました。
こぅいった背景があり、この動きは３年ほど続いて、多くの仏像という日本の古きものが壊されてしまったんですね。
現在、少しずつ羅漢像の首をなおしていっているらしいです。

日本寺大仏 薬師瑠璃光如来
でっかいです。
なんと石像総高31メートル！！
奈良東大寺の大仏 盧舎那仏像は総高18ｍ、鎌倉の大仏 阿弥陀如来の総高は13ｍ
比べてくださいよ、この高さ、大きいよね。
さて一回りグルっと巡って、この日の気温3℃。さらに直射日光で36℃を体感していたと思われ、
ロープウェーを一本送らせてかき氷で涼むことに。

助かった、、、と本気で思ったぞ。
でも全部見て回れたし、スゴイとこだよ、乾坤山日本寺(けんこんざんにほんじ)！！