洗濯についてのビデオを見ました。テーマは《洗濯の化学》なんですが。
↓以下↓は内容。ノートっぽくなっています。
●汚れにはどんなものがあるだろう?
・水にとける汚れ=水溶性汚れ・汗・果汁
・水に溶けない汚れ=脂溶性・不溶性・皮脂・垢・油・泥塵
●衣類に多い汚れはなんだろう?
・靴下 =タンパク質汚れが多い
・えり・肌着=あぶら汚れが多い
※目に見えない汚れもある
▼ワタシが気になる汚れる場所は長袖を着ると手首のあたりが気になります。
●洗濯における失敗例
①水洗いで縮んだウールのスカート‥‥裏地がでてしまう
→回復できない
②脱水によるしわ
③塩素系漂白剤による衣類の脱色
▼一般的なことですが、ジーンズと白い服を一緒に洗濯をして白色が水色になった経験あります。あと、新しく買った服の一回目に洗うときはその服オンリーで洗う‥まぁ当たり前ですが。
●失敗しないためには?
↓衣類に合った洗い方↓ <理屈がわかるようになると良い!>
素材 特性 気をつけなければならないこと
毛・絹 アルカリに弱い 洗剤・漂白剤の液性
毛 フェルト化しやすい 荒い方・温度
絹・レーヨン とれにくいしわができやすい 荒い方・脱水
毛・絹・ナイロン 紫外線で黄変しやすい 干し方(日陰干し)
●取り扱い表示について
・JIS日本工業規格
・ISO国際標準化機構 の二通りの表示の仕方がある
※取り扱い表示を見て洗濯方法を検討する
●クリーニング会社の洗濯方法
・クリーニング会社では二通りの洗濯方法がある
①湿式洗濯 いわゆるランドリーとよばれるもの
水溶性をよく落とす
デメリット=型崩れ・色落ち
溶液は水と洗剤を使う
経済的
②乾式洗濯 ドライクリーニング
油性をよくおとす
型崩れ・色落ちはない
大掛かりな装置
デメリット=水溶性の汚れが残ってしまう
有機洗剤を使う
商業洗濯が多い
薬品で水溶性の汚れをおとす
●界面活性剤の分子構造
・親油性 油になじみやすい
・親水基 水になじみやすい からなる。
●界面活性剤はどのような働きをするのか?
・三つの働き
①浸透性(界面活性剤が入ることで水のとき浮いていたものが沈んでいく=ゆっくり起こることが早く起こる)
②乳化作用(油をすいよせる)
③再汚染防止作用(油水に洗剤をいれると物体に油がつかない)
●石鹸の種類
・石鹸 ‥純石鹸が10パーセント以上
・複合石鹸‥純石鹸が70パーセント以上
・合成洗剤
※石鹸・複合石鹸は弱アルカリ性
※合成洗剤は弱アルカリ性と中性
●洗い方
・洗濯機により違うが一般に浴比1:15が一番よい
・洗剤の濃度=標準量をつかってこそよい
・温度=高ければ高いほど大体はよく落ちる30〜40℃がベスト
●まとめ
★科学的な見方をし、生活に役立たせていく姿勢が大事
★合理的な衣服の扱い方をすることが大事
★清潔姿勢だが、環境に配慮した洗濯の仕方も大事である
▼とても勉強になりました。なんだが、今日から洗濯の価値観(?)みたいな捉え方っていうんですか?とても変わった気がします。お風呂の残り湯を使うことは湯だから汚れも落ちやすいし地球に優しいですよね。浸けおき洗いはやってはダメですけど。やっぱり地球に優しい洗濯についてはとても重要だと感じます。