昨日の昼過ぎ(13日)、9日の早朝より発生した停電が解消したのでご報告します。
台風15号、今まで経験したことがないほどの突風でした。
まさに台風というよりいくつもの竜巻が襲ってきたのではないかと思うほどの威力です。
エリエット家には深夜1時頃より非常に強烈な突風が一分に一度程度の頻度で家を何度も何度もたたきつけてさすがに寝れないと夜中にスマホでNHKを見ていたりしていました。
例えるならガソスタの洗車機にいるような轟音が夜中中響き渡り、所々で何かが飛んでぶつかる音が聞こえて車に当たっているかな、アンテナは壊れていないかな…外に出ることは危険だし、中途半端に窓を開けるものなら強烈な雨風が入り込んで家中が大変なことになるからできず、ひたすら布団の中でビクビクしていました。
4時頃の大停電の前には二度ほど瞬間的な停電もあり、そのたびにエアコンが切れるので2階に寝ているエリエットらは蒸し暑くなり、そのたびにつけなおしをしていました。(だから寝れていないのもある)
夜中はやたら電力が弱く(弱電状態)、いつもの白熱電灯の光が弱くなって天井ファンも回るほどの電力がない様でコツコツと異音がでるので壊れないためにブレーカーを一度落としたりと深夜の攻防がありました。
そして4時頃、完全に真っ暗、大停電のはじまりでした。
締め切った部屋、エアコンは止まり、旦那さんがうちわで仰ぎまくる。
親はまだいいのよ、頑張れるし、理解できるから。
子供はなるべくいつものように寝かせてあげたいから必死な親。
朝になって外を見るとエリエット家の風よけともなってくれていた高い杉&竹林が何本も何本も折れて一部は電線に倒れ掛かっていました。
隣の地区へと続く車一台分の幅の道は倒木で通行止めとなり、反対の県道国道へ出る道も隣の家の大木が通れて道をふさいでいて朝から地域の皆さんが協力してどうにか車を通せる状態にしました。
倒木のせいで電線は切れ、大きな風が吹けば倒木がまた別の電線を切ってしまいそうなギリギリの状況です。
なによりエリエット家は3つある車庫が全部自動シャッターなもので、停電している状態では車庫の中の工具を取り出せずに悔しい思いをしました。
正午まではまだ風も強い状態が続き、危ないし停電ということで保育園はなし。
午前中まではなんとか電波があって使えたスマホも昼過ぎには不通になり、持っていても情報も得られず電話もできないただの何の利用価値もない機械になりました。
旦那さんは泊まり勤務ということで出勤、家のなかはとんでもない暑さで家にいることができず母屋に身を寄せて子守をしていました。
暑い、とにかくうちわを一日中持っていたような気がします。
お義父さんが昼過ぎから買い物にでかけ、大金をはたいて発電機を買ってきてくれました。
どこも停電でやっていない店がほとんどでしたが、最寄りの天下のコメリさんは手作業で物品を販売してくれて神!!
(新潟県人として誇りに思います)
最初は驚いたけど、これが我が家にとってありがたい存在となりました。
まさに英断、母屋の冷蔵庫二台に電力を通し、井戸をくみ上げるポンプにも電力を通したので最悪の断水問題も解消されました。
市の防災無線では現在使えている水道も夕方ごろには断水してしまうという連絡があり、鍋2杯分の水を確保しましたが、やはりその通りで夕方から翌朝8時ごろまで断水となってしまいました。
その夜はLEDランタンをつけて31℃の室内気温の中、布団をかけず窓を開けて子供が寝るまでうちわあおぎ。
4歳児には昼寝をあえてさせなかったので寝るのが早くて助かりました。
この日(9日)分かったこと、LED電球は弱電状態でもよく点く、懐中電灯も良いがランタン(LED)の実力はすごい、緊急時はやはり現金。