越後三十三観音霊場、第三十番札所の普談寺(ふだんじ)に行ってきました。
しかも盆真っ只中にね。
そもそも道も狭くて駐車場も大きくないので大変な目にあいましたが。
越後33観音があるというのもうっすらとした知識しかなかったエリエットで、新潟の寺巡りというのはあまりしたことがないのも事実。
今回なぜに普談寺さんに訪れたかというと、
立体の地獄絵図があると知ったから。
この目で見てみたく、無理をいって行ってきた次第。
とはいえ、まずは参拝をってことで、門をくぐります。
不自然な光が門の前に写っていますが…めちゃくちゃ天気が良かった(猛暑)のできっとそのせいよ、と言っておく。
なにせ盆でもありますし。
門をくぐると一直線の階段。
お墓参りの方々は左の敷地に墓地があるので人の流れはそちらが中心。
朝日観音へのおまいりはエリエットしかいなかったなぁ。
そして左の堂が朝日観音堂です。
光の入り方とか美しすぎる。
ちなみにこちらの写真は少しトリミングしたもので、実際の写真には左下に指がフレームインしてしまったのか肌色の影が映りこんでしまっていました。
不思議な写真、これで二枚目ですけど、普談寺さんは気持ちのよい場所でしたよ。
そしてここからがエリエットお待ちかねの立体地獄絵図。
ほえぇ~~~と目の前に閻魔様を見ているかのような緊張感が走るミニチュアです。
今までもいろんな寺で閻魔像は見てきたけど、この場の雰囲気はちょっと違う気がする。
この立体地獄絵図の前では失礼のないように細心の注意を払わなきゃと感じる。
エリエットまったく霊感ないけど、そう思わせるってすごいこと。
あまりに震えて写真もピンボケが多い・・・(;^ω^)
この立体図は三つに分かれていて、右側は地獄絵図。
真ん中は聖衆来迎図(しょうじゅうらいごうず)、左側は賽の河原の様子のようです。
見ていて容赦のない内容なので気持ちのよいものではないのですが、やはりエリエットはグロイのが好きじゃないしね、
でもこうゆうことって普段の生活で知る機会もないし、しっかり見たいと思う。
この立体図というのはカトリックのキリスト教でいうところのステンドグラスみたいなものですよね。
言葉が分からなくてもストーリーや世界を分からせる。
そんなフランス新婚旅行を思い出したエリエットです。
こちらは聖衆来迎図だと思われます。
よく掛け軸とかにも描かれたりしている気がする。この構図。
仏様を見るとありがたい気持ちになるのはやっぱり日本人のマインドなんだろうね。
立体図を見てさぁさ帰ろうという頃、ちょうどお坊さんとすれ違って思いのほか元気に挨拶をしてしまったエリエットです。
ありがたいものを見せてもらったという気持ちの良さ、さらには目の前に並ぶこの観音様、気持ちの良い空気しかない。
しかも猛暑で汗びっしょりなのに逆に心地よいってゾーンに入ったのかと思うほど。
お邪魔いたしました!!