ぽっぽ焼きをご存じだろうか。
それは新潟県でも下越(新潟市よりも北(弥彦を含む))の地方でしか見つけることができないお祭りの屋台のソウルフード。
ぽっぽ焼きは新潟市を中心にこの名称で呼ばれることが多く、発祥地の新発田(これをシ
バタと読む)では蒸気パンと呼ばれている。
食べたことがない人に説明するには市販で出回っているヤマザキの黒糖フークレエに味がよく似ているとエリエットは表現したい。食感はこの蒸しパンよりモチモチしてい感じ。
エリエットも新潟帰省時には二回に一回は食べているわけですが、
今回、千葉県にもポッポ焼きが売っているとの情報を得て買いに行ってきました!!
千葉都市モノレール作草部駅から100メートルほどの距離にある“きんれいぼく堂”さん。
遠目でも分かる外観、ポッポ焼き。
千葉県民はわからないでしょう、これが新潟市民が祭りになると買ってしまうソウルフードだってこと。
新潟市の約300の屋台が立ち並ぶ蒲原まつりでは名店と呼ばれるポッポ焼き屋の屋台に100人という人の買う行列ができることを。
きんれいぼく堂は本当に小さくて、作りたてではないものの、ぽっぽ焼きを購入できます。
このお店のすごいところは、
ポッポ焼きって味はひとつしかないのが基本なのだけど、
“イロモノ”と呼ばれる生地にいろんなものを混ぜ込んで焼くタイプのポッポ焼きがあること。
これはエリエットも初めて見るし食べるもので驚きが半端なかった。
あずき・小倉あん・くるみ・チーズ・チョコチップ・さつまいも・バナナチップ・オレオ・レーズン・焼きとうもろこしといろいろなものを混ぜ込んであるらしい。
エリエットが購入したのは食べやすそうなチョコチップ・さつまいも・バナナチップ・オレオとプレーンのポッポ焼き。
食事として食べるならさつまいもは良いと思うし、スイーツとして食べるならチョコチップも間違いないかと。
でも一番はやっぱり新潟の味プレーンのポッポ焼きだと思う。
やはりホームでは売れるけどアウェイではなかなかぽっぽ焼きを売るには難しいのはわかる。だからこそいろんな味をつけて売るのはよく理解できる。
きんれいぼく堂の女店主は新発田出身とのこと。
まさに発祥の地の出身で、ポッポ焼きの伝道師。